気管支喘息

気管支喘息ってどんな病気?

息を吐く時にゼイゼイヒューヒューするのを繰り返すというのが気管支喘息の典型的な症状です。
しかしそれ以外に、一度風邪を引くと咳が長引く、なんとなく咳が続きお医者さんに行っても風邪と言われて処方を受けているが良くならない、夜中や朝起床時に咳き込むなどの症状の背景には気管支喘息が隠れている場合があります。
特に、お父さんやお母さんに気管支喘息があったり、小児喘息の既往がある場合はその疑いが濃厚です。この場合、風邪の治療ではなく気管支喘息の治療をすると軽快します。
喘息治療の目標は喘息の子供にも、健康な子供と同じような(すべてにわたって)生活ができるようにすることです。

気管支喘息の薬物治療

一口に気管支喘息と言っても一生に一回しか発作を起こさない人や、治療しても毎日にように発作を起こす重症の人もいます。
また個人や年令によってその治療法は様々に異なります。内服だけでコントロールできる軽症の方から、吸入療法が必要な方まで様々です。
当院ではその方のアレルギーの強さ、年齢などを考慮して、最適と思われる治療法を提案させていただきます。また吸入療法は喘息の治療の中でも大変重要な治療ですので、吸入の指導もさせていただきます。吸入方法がいいかげんだと吸入治療の効果がほとんど出ない場合もあります。
気管支喘息はいったん発作を起こすと気道の炎症が悪化してますます過敏になり発作を起こしやすくなる悪循環に入り治りにくくなります。この悪循環を断ち切るために発作を起こさないようにし、気道の炎症を長期に抑えることが大切です。
またそのために喘息の治療は根気よく続けることが大切です。毎日の症状をみながら専門医のもとで少しずつ治療を軽減していくことができれば理想的です。
症状が出ないからと言って、自己判断で治療を中断したりすると大きな発作が出る場合もあります。

環境整備

気道の収縮をおこす最大の原因はアレルギー反応です。
アレルギー反応を起こす小児期の喘息の原因の大部分はダニ、ハウスダストと呼ばれる家の細かなゴミが原因です。特にダニはその死骸やフンなどもアレルギーの原因となり、ハウスダストのアレルギーを起こす主成分もダニの死骸と言われています。喘息を防ぐ環境対策の第一歩はダニ対策と言っても過言ではありません。
クリニックでは環境整備の要点などをお話し、具体的な掃除などについてその方法をお知らせします。また家族の禁煙は非常に大切です。

体を鍛えよう

最後に体を鍛えることが喘息の治療には非常に大切です。規則的な生活や好きなスポーツを続けることができたら理想的です。発作が起こりにくいスポーツの代表は水泳です。
しかし、本人が好きなら野球、テニス、サッカー、などなんでもかまいませんが、マラソン、登山などは発作が起こりやすいようです。

今の咳の症状が気管支喘息と関連があるのか、またあるとすればどのような治療法を選択したら良いのか、一緒に考えていきましょう。
治らない咳でお困りの方は是非受診してください。

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